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web「レスポンシブディスプレイ広告って最近よく聞くけど、仕様がややこしそうでまだ使ったことがない・・・」「使ってみたいけれど、しっかり効果を出してくれるか心配・・・」
そんな担当者さんは多いのではないでしょうか?
初めて導入する方にとって、レスポンシブディスプレイ広告は少し取っ付きにくいイメージがあるかもしれません。しかし、この広告フォーマットを一度でも経験すれば、一般的なバナー広告よりもスムーズに入稿・運用できることが実感できるでしょう。
今回はGoogleのレスポンシブディスプレイ広告について、そのメリットや入稿規定を詳しく解説していきます。
目次
広告枠に合わせて自動調整?GDNのレスポンシブディスプレイ広告とは?
レスポンシブディスプレイ広告とは、広告の外観・フォーマットがGDN上に存在するさまざまな形式の広告枠に合わせて自動的に調整される広告を指します。
あらかじめ広告に複数のアセット(画像や動画、広告見出しや説明文など)を入稿しておくことで、多種多様な広告枠に対応することが可能です。
通常バナー広告との違いは?レスポンシブディスプレイ広告の3つのメリット
通常のバナー広告(イメージ広告)と比べて、レスポンシブディスプレイ広告には以下3つのメリットがあります。
■ メリット1. 広告のリーチ・表示機会が圧倒的に増える
通常のバナー広告は『ディスプレイ広告(GDN・YDN)で使えるバナーサイズ』でご紹介しているとおり、入稿したバナーサイズに対応する広告枠でしか広告が表示されません。そのため、入稿したバナーサイズによって、広告のリーチや表示機会がどうしても制限されてしまいます。
一方、広告の外観・フォーマットが広告枠のサイズに応じて自動的に調整されるレスポンシブディスプレイ広告はGDN上のほぼ全ての広告枠に対応できます。見込み客への広告表示機会を逃すことなく、確実に広告をリーチさせることができるのです。
■ メリット2. クリエイティブ作成の手間が少ない(もしくは無い)
通常のバナー広告は画像のみの訴求となるため、バナーのデザインが重要となります。また、できる限り多くの表示機会を担保するためにも、表示機会の多い広告枠のサイズに合わせて複数デザインのバナーが必要になります。
一方、レスポンシブディスプレイ広告は画像×テキストの組み合わせによって複数の広告パターンが自動的に生成されます。バナーは必ずしもデザインする必要がなく、シンプルな素材でも十分に成果を上げることが可能です。
画像サイズはGoogleに推奨されている2種類のサイズを最低限用意しておけば、あらゆる広告枠に広告を表示することができます。そのため、クリエイティブ作成の手間が少なく済む(あるいは手間が発生しない)ケースが多くあります。
■ メリット3. 通常のバナー広告よりもクリック率が高い傾向にある
レスポンシブディスプレイ広告では、複数のアセット(画像や動画、広告見出しや説明文など)が広告枠のサイズに応じて自動的に組み合わされて配信されます。そのため、通常のバナー広告よりもバリエーションを持たせやすいメリットがあります。
さらに、アセットの組み合わせは配信の過程で最適化されていくため、通常のバナー広告よりもクリック率が向上しやすい傾向に。クリック率の高い広告はクリック単価も抑えやすいため、結果として配信パフォーマンスも良くなりやすい特徴があります。
レスポンシブディスプレイ広告で考えられるデメリット
レスポンシブディスプレイ広告は「画像+テキスト」の組み合わせで配信される広告のため、画像(バナー)のデザイン・文字入れ等はしない方が効果の上がりやすい傾向にあります。
これはメリットでもありますが、デザインで工夫を凝らすバナー広告と比べて商品やサービスの世界観を強調しにくいというデメリットとも捉えられます。
商品の見た目や世界観が重要となる商材では、レスポンシブディスプレイ広告よりも通常のバナー広告の方が適性の高いケースも存在します。
レスポンシブディスプレイ広告で入稿する5種類のアセット&入稿規定
レスポンシブディスプレイ広告で入稿するアセット、入稿規定は以下のとおりです。
■ 画像(必須)
画像は最低2枚(横長・スクエアそれぞれ1枚)以上入稿する必要があります。最大 15 枚まで追加可能。ウェブサイトをスキャンし、サイズ要件を満たす画像を自動的に取得して入稿することもできます。
【入稿可能なサイズ】
・横長(1.91:1)⇒ 推奨サイズ1200 × 628(最小600 × 314)
・スクエア(1:1)⇒ 推奨サイズ: 1200 × 1200(最小300 × 300)
※最大ファイルサイズは 5,120 KBまで
■ ロゴ(省略可能)
ロゴの画像は最大5つまで追加できます。ロゴの入稿を省略する場合は、地球儀マーク、もしくはブランド名の頭文字など標準的なアイコンが表示されます。
【入稿可能なサイズ】
・横長(4:1)⇒ 推奨サイズ1200 × 300(最小512 × 128)
・スクエア(1:1)⇒ 推奨サイズ1200 × 1200(最小128 × 128)
■ 広告見出し(必須)
見出しは最低1つ、最大5つまで追加可能。文字数は半角 30 文字(全角 15 文字)以内で入稿します。
他のアセットと組み合わせて表示されるため、会社名は記載しないこと。また説明文との内容の重複にも注意しましょう。
■ 長い広告見出し(必須)
大きいサイズの広告枠に表示される際、短い広告見出しの代わりに表示される広告見出しで、1つだけ入稿することができます。文字数は半角90文字(全角45文字)まで。
■ 説明文(必須)
説明文は最低1つ、最大5つまで追加できます。文字数は半角 90 文字(全角 45 文字)以内で入稿します。
説明文は必ず広告見出しとセットで表示されるため、広告見出しを補完する内容を記載しましょう。
■ その他の設定領域
- 最終ページ URL(必須)
広告の飛び先(ランディングページ)を入力します。ウェブサイトのどのページでも指定可能です。
- 会社名(必須)
会社名やブランド名、商品名を記載します。特定の広告レイアウトでは会社名が広告文に表示される場合があります。
- 動画(省略可能)
広告に動画アセットを追加することで、GDNでのリーチを最大化することが可能です。Googleの機会学習によって画像よりも動画の方がパフォーマンスが上がりやすいと判断された場合、動画が優先的に表示されます。
【推奨されたクリエイティブ規定】
・アスペクト比:16:9、1:1、9:16
・動画の最大時間:30秒まで
※動画を入稿するためにはYouTubeにアップロードされている必要があります。
なお、設定項目『その他のフォーマットオプション』にて「自動生成された動画を使用する」にチェックを入れていると、入稿したアセットを使用して自動的に動画広告が作成されます。この機能を利用する場合は、少なくともロゴ1つ、横向きの画像3 つ(もしくは正方形の画像4 つ)が必要になります。
- 行動を促すフレーズのテキスト(省略可能)
設定項目『その他のオプション』にて「行動を促すフレーズのテキスト」にチェックを入れると、ユーザーの行動を喚起するためのフレーズを選択することができます。
フレーズは以下より選択可能です。
(自動)
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まとめ
今回はGDNのレスポンシブディスプレイ広告についてご紹介しました。
レスポンシブディスプレイ広告は従来のバナー広告と比べてより簡単に、またリーチを広げて運用可能です。一方、バナー広告にはバナー広告のメリットも存在します。
どの広告フォーマットが自社の商材に合うかが気になる方は、一度ABテストで検証してみてはいかがでしょうか?
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