Web広告
web数ヶ月に渡ってGoogleディスプレイ広告の運用を継続していると、単価やクリック率に大きな変動が生じ、最終的に表示回数の結果を大きく左右する事態が発生することも多々あります。今回は表示回数減少の主要な原因をご説明し、その対策をお伝えしたいと思います。
※今回は広告を「クリック単価制」で出稿している前提でお話します。
広告のパフォーマンスは変動し続けるもの
Google広告を始めとする運用型web広告のパフォーマンスは日々変化します。Google広告はユーザーが広告枠に接触するたびにどの広告が表示されるかを決める入札が行われ、その都度単価が決定するので、そもそもクリック単価は常に一定ではありません。
また、季節性のある広告であれば訴求内容がユーザーに響く旬の時期を過ぎればクリック率は徐々に低下しますし、同じ広告を沢山配信し続けると既に広告に接触したことのある人が増え始め、これもクリック率低下の原因となります。
このように、様々な要因によって広告のパフォーマンスが変化し続ける中で、表示回数の減少はどのような原因によって引き起こされるのかを見ていきましょう。
原因1.クリック率が上がった
広告のクリック率が上がることは基本的に良いことです。より高い確率でユーザーが広告に関心を示し、クリックしてくれるようになったと考えることが出来るからです。しかし、これにより多くの場合表示回数は減少します。
極端な例え話をすると、仮に10,000回に1回しかクリックしてもらえない不出来な広告があったとします。すると、この広告は100回クリック分の予算を消化するのに1,000,000回も広告を表示しなくてはいけません。
一方で10回に1回クリックされる広告があればどうでしょう?この場合はたった1,000回の広告表示で100回クリック分の予算を消化出来てしまいます。
このような理由で、クリック単価制で広告配信を行っている場合はクリック率が上昇すると広告の表示回数が減少することがあります。
表示回数は減りますが、広告をクリックさせることでウェブサイトに流入させるという目標をより効率よく達成することが出来る状況に改善したと言えるので、この場合は特に手を加える必要は無いでしょう。
原因2.クリック単価が上がった
クリック単価が上昇することで1クリックあたりの費用が高くなってしまうと、同じ予算で稼げるクリック数が減少しますし、これに伴って広告の表示回数も減少します。
パフォーマンスの低い広告を差し替える、パフォーマンスの低いターゲットへの広告配信を停止する等して、広告パフォーマンスの改善を図る必要があります。
原因3.予算の消化不良を起こしている
消化金額が少なくなってしまっている場合はもちろん表示回数も減少します。
人口の少ない地域に限定した広告配信や、様々な条件をかけ合わせた過度に厳しいターゲットの絞り込みをしすぎると、例え1日の予算を設定していたとしてもその予算を消化しきれずに1日を終えてしまう可能性があります。
この場合はまず予算の消化を促す必要があるので、対象地域を広げる、新たなターゲットを追加する等の変更を加えて予算消化不良を解消する必要があります。
まとめ
以上、Googleディスプレイ広告において表示回数が減少してしまう主な要因と解決策についてご説明しました。
この他にも細かな要因は様々考えられるので、自社で運用している広告の不調について、ご相談が御座いましたら是非お気軽にAdMarketにお問い合わせください。
お問い合わせ
Web広告&SNS広告&SNS投稿の運用は、代理店のAdMarketへ。
お問い合わせ・ご相談は
今すぐこちら。
東京都内・関東圏
- 東京オフィス03-6206-6466
- 受付時間:平日9:00〜18:00(土日祝除く)
- 営業可能エリア:東京・神奈川・千葉・埼玉
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町2-1-5
マストライフ神田錦町3F