動画広告
videoWeb上の動画広告と言うと、YouTube動画広告を最初に思い浮かべる方が多いかと思います。ですが、実際にはSNSやスマホアプリ内、その他動画配信サービス上など、様々な媒体・形式の動画広告が存在します。そうした中で、どの媒体で動画広告を配信すべきなのか?前回までは入札から課金までの仕組み、効果測定時にみるべき指標を解説してきましたが、今回は動画広告の代表格であるYouTube広告と、その他SNS(Twitter/Instagram/facebook)上の動画広告の違いを比較し、それぞれの長所・短所を確認していきましょう。
目次
Youtube動画広告
数多くの幅広いユーザーが使用しており、動画広告の配信先としては最も王道と言えます。動画を視聴する流れで自然に広告を見せることが出来るものの、デメリットもあるのできちんと把握しておきましょう。
複数あるYouTube動画広告枠の詳細についてはこちら
→YouTube広告3種類の特徴とメリットを簡単解説!
【メリット】
メリットをご紹介します。
5秒間は動画広告を見てもらうことが出来る
YouTube内で最短の動画広告枠であるTrueviewインストリーム広告の「スキップ可能広告」でも、5秒間はスキップが出来ないため、ブラウザバックされない限り5秒間は広告が見られるので、認知拡大・イメージの刷り込みには非常に有効です。
音声つきで見てもらうことが出来る
当然のことと思われがちですが、YouTube上では動画広告が再生されると、音声が出ます。一方、後述するSNS上の動画広告では能動的な操作がない限り音声は再生されません。これにより、動画が視界に入っていないユーザーに対しても音声で認知を広げる・音声で興味を引いてしっかりと動画を見てもらうといった可能性に繋がります。
【デメリット】
デメリットをご紹介します。
クリック率が低い
動画広告が表示されるのは動画の冒頭、もしくは動画の最中です。広告を見ても、動画視聴の手を一旦止めてリンクをクリックしてくれるユーザーは限られてしまいます。ですので、YouTube広告を使ってサイトへの大量の流入を目指すのは極めて困難です。
SNS動画広告(Twitter/Instagram/facebook)
各種SNSのタイムライン・フィード上に流れてくる動画広告です。SNS毎に若干の違いはありますが、基本的な挙動は似通っているので、共通するメリット・デメリットをお伝えします。
【メリット】
メリットをご紹介します。
テキストと一緒に投稿できる
YouTube広告とは違い、SNS上の動画広告は動画と一緒に目に入る位置にテキストを添えることが出来ます。これにより、動画内の音声と文字だけでは詰め込みきれなかったメッセージを投稿文の内容で補完することが出来ます。
拡散を狙いやすい
各種SNSの動画広告のすぐ下には、リツイートボタンやシェアボタンなど、友達と共有するための機能が用意されています。内容が面白いものであれば気軽に拡散され、うまくいけば”バズる”可能性もあります。
【デメリット】
デメリットをご紹介します。
音楽が自動で再生されない
動画をタップして再生画面に移動する、音声ボタンをONにする、といった能動的な操作がない限り、SNSのタイムライン・フィード上では動画広告の音声は流れません。ゆえに、視覚に訴えないと興味を持ってもらうことが難しいと言えます。
スルーされやすい
SNS上の動画広告はYouTube動画広告のように強制的に広告を見せる機能は備わっていないので、関心が無いと見てもらえない可能性が高いです。また、SNSチェック中のユーザーがページ内を移動する速度は極めて速いため、そこに流れる動画広告もサムネイルや冒頭の1秒程で興味を惹かないと、まともな視聴に繋げることは難しいです。
まとめ
・YouTube動画広告
認知の拡大には非常に効果的だが、サイト流入の促進には非効率な場合が多い。
・SNS動画広告
ネット上での拡散やサイト流入促進に有利である反面、ユーザーの興味を惹かないと見向きされにくい。
同じ動画広告ではありますが、配信先によって掲載のされ方やその場でのユーザーの行動パターンが全く異なるので、それぞれの違いを理解した上でどこに配信すべきか検討することが重要です。
▶次回はYouTubeの利用者層について紹介します。
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