動画広告
videoYouTube広告において、表示回数・視聴率・視聴単価等のそれぞれの指標は密接に関連しており、いずれかの数値が動くと互いに影響しあって他の指標の結果も変化します。それぞれの数値指標が変化する因果関係を理解していないと、何がどうなっているのか分からないことも多々あります。今回は弊社がお客様からよく受けるタイトルのご質問についてご説明します。
動画広告の視聴率は上がったのに表示回数が少なくなった!
YouTube動画広告等の「運用型広告」は、運用しながらターゲティング等に細かな改善・テコ入れも行うので、運用中にリアルタイムで視聴率を底上げすることが出来た、という状況はよくあることです。さて、改善の結果見事視聴率を上げることに成功した際、逆に表示回数が下がるといったことがあります。
「視聴率が上がったということは動画のウケがよくなったんでしょ?なのにどうして表示される数が減ってしまったんだろう・・・?」
一見不可解な挙動にも見えますが、きちんとした因果関係の上でこのような動きが起こります。それでは詳しく考えていきましょう。
視聴率が上がると予算の消化が加速される
多くの場合、動画広告は1視聴毎の単価(=視聴単価)課金で配信を行っています。この場合、視聴率が上昇すると同じ表示回数の中でも高頻度で視聴が行われるようになるので、結果、予算の消化が加速して表示回数が少なくなるといったことが起こります。
【参考:視聴率の計算式】
視聴率 = 視聴数 ÷ 表示回数 × 100
視聴率を上昇させるメリットは?
ターゲティング設定を見直したり、動画にテコ入れをしたりして折角視聴率を上げたのに、表示回数が減ってしまうのでは報われないのでは?と思ってしまうかもしれませんが、その心配はありません。
視聴率が上がると、視聴単価を低く抑えられることに繋がるからです。動画広告の評価は視聴率がキーになっており、競合の出稿状況や市場全体の動向を除けば、基本的には視聴率が上昇すると広告の評価が高くなり、低い入札単価で広告枠を入札出来るようになるので、結果視聴単価は下降します。
動画広告である以上、表示回数を最大化させるよりも広告として有効に機能した証である視聴回数を最大化させることの方が望ましいので、視聴率をUPさせる運用は積極的に行うと良いでしょう。
まとめ
- 視聴率が上がると予算の消化が加速するので表示回数が減ることもある
- 視聴率が上がると視聴単価が低く抑えられるので広告の費用対効果が上がる
- 視聴単価が低くなると同額の予算で沢山動画を視聴させることが出来る
視聴率が上がると表示回数が少なくなることもあり得ますが、結果的に単価が低くなることに繋がるので、動画広告は出来る限り視聴率が高くなるように運用を行うと良いでしょう。
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