SNS広告
sns月間アクティブユーザー数8,900万人(2021年6月末時点)を超える国内1位のSNSプラットフォーム『LINE』。
そんなLINEへの広告出稿の需要は年々増えていますが、「実際に広告がどこに掲載されるのか」を完璧に把握している担当者の方は多くないでしょう。
LINE広告には全12種類の多彩な配信面がありますが、配信先の選択する際には必ず注意しておきたい点があります。
今回はLINE広告の配信面と注意点についてご紹介します。
LINE広告の配信面一覧
LINE広告は、LINE本体アプリへの配信をはじめ、LINEマンガなどの『ファミリーアプリ』、またLINEと提携する3rd partyアプリ『LINEネットワーク』への配信が可能です。
それぞれの配信先と特徴は以下のとおりです。
配信面 | ユーザー層 (男性/女性) |
概要 |
---|---|---|
Smart Channel (トークリスト) |
― | LINEトークリスト最上部の掲載枠。大きなリーチ数が期待できる。 |
LINE NEWS | ― | LINE「ニュース」タブのTOPページ、記事一覧ページ、および他メディア(340媒体)の記事一覧ページ。 |
タイムライン | 45%/55% | LINE「タイムライン」タブの掲載枠。 |
ウォレット | 44%/56% | LINE「ウォレット」タブの掲載枠。 |
LINEマンガ | 49%/51% | LINEのファミリーアプリ。マンガアプリDL数3,200万(国内1位)。 |
LINE BLOG | 34%/66% | 幅広いユーザーが情報発信の場として活用するブログサービス。 |
LINEポイントクラブ | 33%/67% | 指定条件をクリアすることで、ポイントがもらえるサービス。 |
LINEショッピング | 26%/74% | 幅広い商品を LINE アプリ上で購入できるショッピングサービス。 |
LINEチラシ | 25%/75% | 地域の店舗のセール・特売情報を閲覧できるチラシメディア。 |
LINEクーポン | 30%/70% | 全国のショップで利用できるクーポンサービス。 |
LINEマイカード (2021年5月に追加) |
40%/60% | お店の会員証などを LINE アプリでまとめて管理できるサービス。 |
LINE広告ネットワーク | 38%/62% | LINE ファミリーアプリ、および 3rd Party アプリの掲載枠。 |
LINE広告ではこれら12種類の配信先へ広告を掲載することができ、FacebookやInstagram、Twitterではリーチすることのできないユーザー層へ露出可能です。
プレースメント(広告の掲載先)の注意点
LINE広告では、条件なく自由に掲載先を選べるわけではありません。
LINE広告のプレースメント選択時に気を付けておきたい点は次の2点です。
広告フォーマットによって掲載先が異なる
画像引用元:「LINE Business Guide 2021年7月-12月期」より
LINE広告にはCard、Square、Vertical、Carousel、Small Imageといった5つの広告フォーマットがあり、それぞれ掲載可能な配信面が異なります。
また、広告に使用するクリエイティブが『静止画』か『動画』かによっても配信面が異なりますので、出稿する広告フォーマットが掲載したい配信面に対応しているかを事前に確認しておきましょう。
掲載先のピンポイント指定はできない
LINE広告では、広告を配信するプレースメントをピンポイントで指定することはできません。
プレースメント選択時に『自動配置(推奨)』または『配信先を編集』を選ぶことができ、『自動配置』では対応する全ての広告枠へ適切に配信されます。
『配信先を編集』を選択すると、以下のプレースメントを選択可能です。
- LINE(LINE本体およびファミリーアプリ)
- LINE広告ネットワーク(LINEと提携した3rd Partyアプリ)
– ディスプレイ広告(アプリ内の通常広告枠)
– 動画リワード広告(アプリ内で得られる報酬と引き換えに、フルスクリーンで動画広告の完全視聴を促す広告枠)
LINE広告配信面の一部である『LINEマンガ』のみに配信、といった選択はできないため注意が必要です。
まとめ
今回はLINE広告の配信面についてご紹介しました。
細かなプレースメントの設定はできませんが、LINE広告では多彩な配信面を使って膨大なユーザー層へ露出できることが最大の魅力です。
LINE広告特有のメリットを活かし、ぜひご自身の広告配信プランに組み込んでみてください。
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