SNS運用
sns-marketing前回はLINE@とLINE公式アカウントの違いについてお話しました。今回はLINEアカウントを開設したもののどう運用していけば良いか悩んでいる方に、LINE公式アカウントを成功へ導く、ちょっとした運用方法のコツを紹介します。
目次
LINE公式アカウント運用のコツ1.メッセージ
LINE運用はユーザーへのメッセージ配信が主です。「どうすれば読んでもらえるか」「クリックしてもらえるか」、ユーザー目線でメッセージを考えましょう。またLINEは日常のコミュニケーション・連絡手段として利用されているSNSツールです。そのため、友だち感覚や親近感を抱いてもらう運用にすることが大きなポイントとなります。
テキスト文
例えば新商品の宣伝で、つい長々と文字ばかりのメッセージになってしまった・・ということはありませんか?長すぎる文章や、文字だけの文章は読み飛ばされる傾向にありますので、できるだけ文章はまとめ、絵文字を多めに使いましょう。また過度な敬語を使用するよりも、親近感がわきやすい話し言葉でのメッセージを心がけてください。そうすることで、ユーザーから身近な存在と感じてもらえ、ブランドに対しても好印象を持ってもらえます。
リッチメッセージとリッチビデオメッセージ
リッチメッセージとは、テキストではなく画像タイプのメッセージです。画像にリンク先を設定でき、ユーザーに画像をタップさせてサイトへ促します。
リッチビデオメッセージとは、トーク画面を開くと自動で再生される動画メッセージになります。トーク画面を開いたユーザーの注目を惹きつけることが可能です。
以下、LINEからHPに来る人の割合を表した結果です。
- リッチメッセージで誘導 27.5%
- テキストのURLで誘導 6.5%
(出典:株式会社ゴデスクリエイト 2019/1/1-7/31)
上記の結果が示しているように、リッチメッセージはテキスト文よりダイレクトに目に飛び込んで来るため、リンク先のURLへ高い誘導効果が期待できます。画像1枚を最大6分割し、それぞれURLを設定できるなどカスタマイズの自由度が高いのもリッチメッセージの良い点です。また、リッチビデオメッセージは短い動画であれば、トーク画面を開いている間、何度も繰り返し再生できることからブランドの認知度を高めてくれます。
リサーチ機能
リサーチ機能とは人気投票や認知度調査などユーザーに投票してもらう機能です。これにより双方向のコミュニケーションがはかれ、回答者の属性調査ができることから商品開発に役立てることも可能です。ぜひ通常のテキスト文やスタンプだけでなく、リサーチ機能も使ってみてください。
LINE公式アカウント運用のコツ2.配信頻度と時間
LINE公式アカウント(旧:LINE@)を運用する際は、配信の頻度や配信時間も考慮しましょう。それによってユーザーの反応も全く変わってきますので、効果的な配信頻度や配信時間を把握して運用する必要があります。
配信頻度
配信はまず週1回を目安に行いましょう。頻繁に通知が届くとユーザーからブロックされるリスクが高まってしまいます。週1回であればユーザーから忘れられることもなく、程よい距離感のまま見てもらうことができます。
配信時間
開封率を上げるため、ユーザーにとってゆとりがある時間を狙って配信します。例えば、洋服や靴のブランドであれば、平日の昼前や夜の時間帯が効果的です。昼休みにスマートフォンを見るユーザーが多く、夜はストレス発散のため購買意欲が高まる時間帯だからです。また金曜日に配信し、翌日の休日に来店を促すなど、ユーザーの生活スタイルに合わせてより効果的な運用を行いましょう
LINE公式アカウント運用のコツ3.ブロック防止策
頻繁な通知がくるアカウントや、ユーザーにとって有益な情報の発信がされていないアカウントは、ユーザーからブロックされてしまいます。ブロック防止のためには、クーポンなどLINE公式アカウントならではのお得な情報を定期的に配信しましょう。有益な情報が発信されるアカウントと分かっていれば、ブロック率は下がります。
また、プッシュ通知をオフにする設定方法の案内など、ユーザーの不安点を解消することでブロックを未然に防ぐこともできます。
まとめ
LINE公式アカウントは誰でも簡単に作成できますが、実際に運用していくとなると上手くいかないことがあります。紹介した運用のポイントをいま一度見直してみてはいかがでしょうか。もしそれでもうまくいかない場合は、代理店や代行会社に相談してみてもいいかもしれません。
LINEは幅広い年齢の使用率が高いSNSツールです。上手くLINEアカウントを運用できれば、サイトへの流入数アップ・販売数アップなどのマーケティングツールとして、会社の大きな資産になっていくことでしょう。
▶次回は、LINE公式アカウントの運用方法でよくある質問に回答します。
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