Web広告
web前回、リスティング広告やディスプレイ広告の設定について、Google広告とYahoo!プロモーションの違いを紹介しました。今回はその第二弾です。広告媒体としての性質はどちらも同じですが、設定できる項目が少しずつ違っていますので、お客様へのご提案時に混乱しないようにしっかりと確認しておきましょう。
Google広告とYahoo!プロモーションの違い①リスティング広告のテキスト量
以前はGoogle広告とYahoo!スポンサードサーチで、リスティング広告の広告文に関する設定面に差はありませんでした。見出しが2項目・説明文が1項目と共通でしたが、現在はGoogle広告に見出しと説明文が1項目ずつ追加されています。
※ただし、追加された見出しと説明文は設定時の必須項目ではありません。また、3つ目の見出しと2つ目の説明文は表示されない場合があります。
実際に追加項目を設定してみた感想としては、見出しが詰まって見えてしまうため、情報過多の印象を受けます。
しかし説明文は2項目設定しても違和感がなく、商品の特徴などを伝えやすくなっています。今後はGoogleとYahoo!のそれぞれで広告文を作成することが標準になってきそうですので、実際の見え方などは今のうちにテストしておきましょう。
Google広告とYahoo!プロモーションの違い②ディスプレイ広告のキーワード設定
GDNとYDNでは、どちらもキーワードを設定してユーザーにアプローチすることができます。ただし、GDNとYDNではキーワード設定の意味合いが異なりますので注意して下さい。
■Google広告(GDN)
設定したキーワードに関して興味を持っているユーザー、もしくは設定したキーワードに関連するサイトに対して広告を配信します。
■Yahoo!プロモーション(YDN)
設定したキーワードを過去に検索したことのあるユーザーに対して広告を配信します。
つまりYDNのキーワード設定はリスティング広告に近い特性を持ちます。事前に設定するキーワードのリストを作成しておく必要があり、その際にキーワードごとの検索ボリュームも確認できますので、効率的なキーワード選びを心掛けましょう。
まとめ
今回は引き続き、Google広告とYahoo!プロモーションの違いについて紹介しました。どちらも媒体としては同じ物ですので、細かな特性の違いがあると混乱してしまうこともあるかと思います。こうした細かな差は、ノウハウとして知っておくだけでなく、実際に管理画面を見て確認するのが一番です。管理画面も随時アップデートされていきますので、新たな情報に乗り遅れないように注意しておきましょう。
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