Web広告
webWEB/SNS広告の案件で、一つの商材に対し複数媒体の運用をご提案することは良くあります。媒体ごとに設定できる内容が違うため、それぞれ設定案を練る必要がありますが、一番初めに着手することが多いのがリスティング広告の設定です。これには理由があり、リスティング広告でまとめたキーワードは、ディスプレイ広告やFacebook広告のターゲティングに応用しやすいためです。また、前回のリスティング広告を効果的にする方法「品質スコア」とは?でご紹介したように、リスティング広告のキーワードは広告文やランディングページ内のタグにも活用することができます。今回はそんなリスティング広告のキーワードの応用方法について解説します。
リスティング広告の品質スコア向上のための応用
リスティング広告の品質スコアを高めるためには、設定キーワード/広告文/ランディングページ内のワードの関連度を見直す必要があります。GoogleSearchConsoleやキーワードプランナーを使って抽出したキーワードを、広告文の作成時にも活用しまう。重要キーワードが複数ある場合は、広告文も複数パターン用意してあげるのがおすすめです。更に、ランディングページ内のtitleタグ、metaタグ、h1タグ内にもキーワードを含めることで、品質スコアの関連度を高めることができます。GoogleSearchConsoleやキーワードプランナーで抽出したキーワードは、SEOとしても重要になる場合がほとんどなため、タグの見直しが自然検索の順位を引き上げることにも繋がるのです。
他媒体の設定への応用
リスティング広告以外のWEB/SNS広告でも、キーワードを使ったターゲティングは可能です。ただし、リスティング広告が最も細かくキーワードを設定できるため、リスティング広告のBIGワードを他媒体の設定に応用するのは非常に効率的です。ディスプレイ広告であれば、ユーザーの興味関心や配信先のサイトカテゴリーを指定するキーワードターゲティング、Twitter広告であればユーザーの呟きや検索時のワードを基にしたキーワードターゲティング、Facebook広告・Instagram広告であれば特定のカテゴリーからユーザーの興味を指定する趣味関心ターゲティングがあります。リスティング広告のキーワードを上手く活用し、他媒体の設定も効果的に行いましょう。
まとめ
リスティング広告のキーワードはターゲティングの設定だけでなく、様々なマーケティング要素として応用することが可能です。上記でご紹介した応用方法以外にも紙媒体への応用やWEBページ内への活用など様々な使い道があるはずです。リスティング広告ではキーワードごとの配信データも所得できるため、どのキーワードが効果的か、確認してみるのも良いでしょう。
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