Web広告
webリスティング広告では、キーワードを設定してユーザーの検索語句とマッチさせますが、その精度を高めるためには“一致させない”ワードを設定することも大切です。この一致させないワードを除外キーワードと言いますが、実際の運用時に除外キーワードをどうやって選べばよいか分からない人は多いのではないでしょうか。今回のコラムでは除外キーワードの選定方法についてのコツをご紹介させていただきます。
リスティング広告での除外キーワードの見つけ方
通常のキーワードであれば、キーワードプランナーやGoogleSearchConsoleから候補を取得していきます。このキーワード候補から対象外と思われるものを除外キーワードとして登録しますが、除外キーワードとは基本的に予測しきれないものです。初期設定時に全ての除外キーワードを設定するのは不可能なため、広告配信後に追加設定を行うことが重要になります。この際、参考となるのが検索語句(検索クエリ)の情報です。
検索クエリからヒントを得る
検索語句とは、配信中の広告において設定したキーワードとマッチしているワードのことを言います。検索語句の情報は、管理画面のキャンペーン内にある、「キーワード」の「検索語句」タブから確認できます。
前回ご紹介した、「絞り込み部分一致」や「部分一致」ではマッチ範囲が広がりやすいため、設定したキーワード以外の語句が付随されてマッチされることが多々あります。このような場合に、意図していない語句での表示があれば、除外キーワードに追加していくことが大切です。広告の配信が始まれば、検索語句の項目をこまめに確認するように努めましょう。
まとめ
今回ご紹介したように、「検索語句」の項目から実際にマッチしている語句を確認することができます。広告の運用期間中はこまめに確認し、不適切な語句は除外キーワードとして随時追加していきましょう。除外キーワードを設定するということは、マッチングの精度を高めるということです。この作業を繰り返していくうちに広告のパフォーマンスがどんどん上がっていくかも?是非お試しください。
▶次回は、リスティング広告をより効果的にするための応用編です。
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