動画広告
video自社の商品・サービスを幅広い人に知ってもらいたい、一人でも多くの人に認知してもらいたいということは、広告主であれば皆思うことですが、実際に広告を出稿するにあたっては予算の制限があるので、見境なく全国民に向けて配信するわけにはいきません。そこで、より効率的に配信を行うため、YouTube動画広告にも他のweb広告と同様「ターゲティング設定」というものがあります。実はこの設定をきちんとすることはクオリティの高い広告クリエイティブを作ることと同じくらい大切です。今回は、このターゲティング設定の基本について解説します。
ターゲティング設定は配信効率を左右する
Web広告においてターゲティング設定が重要視されるのは、それが配信効率を大きく左右するからです。例えば、ターゲットの幅が広すぎると以下のような現象が起こり、配信効率が下がってしまいます。
■全く興味の無い人に再生されてしまう/誤クリックされてしまう
→予算を無駄に消化してしまう
■関心の無いユーザーにも配信される為、再生率/クリック率が下がる
→広告評価が下がり、クリック単価が上がってしまう
広告の商品・サービスに合わせて興味を持ってくれるユーザーにターゲット絞らないと、上記の2つの要因で、最終的に無駄に予算がかさんでしまうことになります。それでは、今回はそうならない為にYouTube動画広告の配信時に設定できるターゲティング項目の中でも最も基本的な「ユーザー属性」の設定についてご説明します。
YouTube動画広告のユーザー属性の設定項目
上記のような画面で、チェックを付け外しして設定するだけなので作業としては簡単です。ちなみに上記の設定は「富裕層の子持ちのマダム」といったイメージで配信設定をしています。これだけの設定項目でも、ある程度限定された人物像までターゲットを絞り込むことが可能です。
性別
男女どちらに向けて配信するかを選べます。性別が特定できない「不明」のユーザーも数多く存在するので、女性だけに配信したい場合でも、実際に配信をしてみてターゲットの母数が足りない場合には「不明」を追加してみるのも一つの手段です。性別に限らず、他の項目にある「不明」についても同様のことが言えます。
年齢
年齢層を大体10歳刻みで指定出来ます。尚、この設定項目では18歳以下に狙いを定めて配信することは出来ませんのでご注意下さい。
子供の有無
子供の有無が商材の購買行動に特に影響しない場合には特に絞りこまず、全てにチェックを付けて配信してしまって問題ありません。
世帯収入
予想される世帯収入の層ごとにターゲティング設定をすることが出来ます。例えば、高級ブランド品であれば少し広めにチェックを入れながらも、やはり世帯収入上位にターゲティングを絞った方が関心の無いユーザーにまで配信されてしまう状況を避けることができ、配信効率は上昇します。
ターゲティング設定は配信開始後も変更可能
ターゲティング設定について配信前にどれだけ戦略を練り込んでも、実際に配信するまではどのような結果が出るのかは完全には分かりません。だからこそ、大切になってくるのが「実際の配信結果を見ながら臨機応変に設定を変更する」ということです。
「ターゲットを絞り込みすぎて配信する母数が足りず、予算の消化が思ったほど進まない・・・」
「ターゲットを広く取りすぎたためか、再生率が低い・・・」
こういった当初の予想とは違う結果が出てくることはよくあることです。ターゲティング設定は配信が始まってからもリアルタイムで変更することができるので、配信が始まってもそれで終わりにするのではなく、適宜配信結果を見て、軌道修正を加えていくと良いでしょう。
まとめ
YouTube動画広告のターゲティング設定の基本的な項目は「ユーザー属性」の設定で完結します。そして、配信が始まっても適宜様子を見て、必要があればその場でターゲティング設定に改良を加えながら配信していくと良い結果が得やすいです。
▶次回はよりディープなターゲティング設定の「オーディエンス」の設定についてお伝えします。
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