動画広告
videoこれまで様々な運用手法の事例を紹介していきました。今回は弊社がクライアント様から受けた質問について回答していきます。
YouTube動画広告で一部の地域から異様にクリックが増えた?
特に地域の絞り込みは行っていないのにも関わらず、一部の地域で極端にクリック数が伸びる現象が見られました。
データを詳しく分析すると、配信し始めの頃は通常通り人口の多い県に向けて表示・クリックされていましたが、一部の地域からの獲得率が高くなり、そちらに配信が集中したことが要因でした。
Google広告を初め、運用型のWEB広告では、自動で配信単価や設定を調整し、作業工数を大幅に削減してくれる機械学習は欠かせない手法となります。
しかし、機械学習の進み具合によっては通常通りではなく、全く意図しないままに学習されていく可能性もありえるのです。
機械学習はキャンペーン単位だけに限定されるのではない
YouTube動画広告を含めGoogleの機械学習に関しては、最も重視されるのはキャンペーン単位ですが、それ以外にもキーワード単位やアカウント単位、コンバージョンアクション単位など様々な単位に分かれます。
これは例えば、キャンペーンごとにターゲティングが異なっていても、アカウント単位で機械学習が進む可能性もあるということです。
広告アカウント全体からすると目的に沿って最も効率よく配信しているつもりが、意図しない動きで配信してしまうこともあるため、細かい確認や調整は人の手に依存することになります。
意図しない配信が発生した場合はどうするべきか?
機械学習が思わぬ方向に進んだ際はすぐに元の状態に戻るわけではありません。
弊社が運用した案件でも、機械学習がそれ以前と同じレベルに戻るのに3ヶ月ほど時間を要しました。地域ターゲティングなどの場合は配信が極端に進んだセグメントを除外、また停止することも一つの手法です。
まとめ
今回は「YouTube動画広告で一部の地域から異様にクリックが増えた?」という質問について回答しました。
機械学習はメリット・デメリットそれぞれありますが、挙動について知っていて損はありませんので、ぜひ今後の運用に役立ててください。
また、弊社では広告運用実績が豊富にございますので、不明な点はぜひお気軽にお問い合わせ頂ければと思います。
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