広告キャンペーンの作成・設定について-前編
2013年7月19日
こんにちは!Google研究所の助手
いけちゃんです。
今回は少しお話が飛んでしまいましたが、前々回の「Adwordsで広告を管理するキャンペーンと広告グループ」で触れたキャンペーンの作成と設定について書いていきます。長くなりそうなので、2回にわけて書いていきたいと思います。
<キャンペーンの作成と設定>
① 広告の種類を選択
AdWordsの管理画面の「キャンペーン」タブをクリックし、「+新しいキャンペーン(図の赤枠)」をクリックすると、前回の「広告の種類について」でご紹介した、配信する広告の種類を選択できるプルダウンが開きます。
「検索ネットワークのみ」
「ディスプレイネットワークのみ」
「検索/ディスプレイネットワーク」
のどれかを選択します。
今回は「検索/ディスプレイネットワーク」を選択します。
② キャンペーンの設定をする
次にキャンペーンの設定をします。
デフォルト(タイプで設定が「標準」に選択されてる)の画面では、以下の設定が可能です。
設定項目と説明を簡単に記載すると・・
「標準」
<全般>
キャンペーン名・・キャンペーン名をつけます。分かりやすい名前をつけましょう。
タイプ・・①で設定した配信する広告の種類はここで変更することも可能です。タイプの横のラジオボタンの「標準」「すべての機能」がキャンペーンの設定に関係する部分で、より詳細な広告配信設定を行いたい場合は、「すべての機能」を選択してください。
既存の設定を読み込む・・既に作成したキャンペーンの設定を読み込みたい場合は、こちらを利用すると便利です。
<ネットワーク>
ネットワーク・・Googleの検索エンジン以外のサイトにも広告を掲載したい場合は「検索パートナーを含める」を選択。ディスプレイネットワーク利用時の広告配信先の指定を広範囲にするか、よりターゲットを絞り込んだサイトにするかを選択できます。
<デスクトップとノートパソコン、携帯端末、タブレット>
デスクトップとノートパソコン・・7月22日よりエンハンストキャンペーンにキャンペーンは完全移行となり、広告の配信デバイスは従来のような選択式ではなく、広告の予算配分のようなもので振り分けするような仕様になります。
<地域>
地域・・広告を配信する地域を指定できます。国だけでなく、より詳細な地域の絞り込み配信も可能です。
<言語>
言語・・広告を配信するユーザーの言語レベルでの指定ができます。言語は、Googleの言語設定が対象となります。
<単価設定と予算>
入札戦略・・「基本オプション」選択時は、クリック単価を手動で設定するか広告のクリック数が最大となるようにクリック単価を自動で設定するかから選択できます。
Adwordsの運用に慣れてきたら、「詳細オプション」を選択し、コンバージョン獲得を意識してクリック単価が自動調整される「拡張CPCを有効にする」を選択するか、月のコンバージョン数が15件以上ある場合は、過去のコンバージョンのデータをもとに、コンバージョンを重視したクリック単価を自動調整する「コンバージョンオプティマイザー」を選択し、費用対効果を高めることをおすすめいたします。
デフォルト単価・・入札戦略で「クリック単価を手動で設定」を選択した場合は、最初の広告グループに設定する金額を入力します。
予算・・1日の広告予算を入力します。「(一か月の広告費)÷30.4」で計算します。
<広告設定オプション>
広告設定オプションでは、テキスト広告に追加で表示できる項目です。特別な理由がない限り設定されることをおすすめいたします。
住所・・会社やお店の所在地を表示できます。Googleプレイスとのリンクも可能です。
サイトリンク・・広告の下に同サイトの別ページのリンクを掲載することができます。例えば、靴に関する広告の下に、「人気のサンダル」のようにサンダルの個別ページへのリンクを掲載することもできます。
電話番号・・会社やお店の電話番号を掲載できます。
ソーシャル・・広告にGoogle+の「+1」を追加し、口コミを促進することができます。
「標準」選択時の設定項目の説明は以上になります。
次回は、スケジュール管理等を細かく行えるなど、さらにこまかな設定ができる「すべての機能」選択時の設定項目についてご説明させていただきます。
ありがとうございました。